猫トイレ収納×テレビボード制作〜丁寧に早く〜

猫のトイレハウス付きテレビボード

昨日に引き続き

猫のトイレハウス付きテレビボードの制作を

進めています。

今日は仮組みをすべてバラし、

パーツごとに塗装作業へ。

今回のテレビボード、天板だけで170cm以上。

この長さになると、塗装の大変さがぐっと増します。

一気に塗り切らないと塗りムラが出てしまうため、

毎回 “時間との勝負” です。

木の塗装は「ただ色を乗せるだけ」と思われがちですが、

実はとても奥が深い作業です。

刷毛を動かした軌道はそのまま木目に表れ、

刷毛と刷毛の“つなぎ目”を目立たせないようにするのも

腕の見せ所。

さらに、塗料はすぐに乾いていくので、

丁寧さとスピードの両立が欠かせません。

湿度や気温によっても乾き方が変わるため、

「その日の木と対話しながら」進めるような作業。

こうした繊細な工程こそ、ハンドメイドならではの奥深さだと思います。

入り口パーツの塗装へ移ったら、ひと安心。

これも高さ約60cm程度あるので

決して小さい板ではありませんが、

天板よりもずっと楽でした。

こちらはすでに2度塗りが完了。

継ぎ目なく綺麗に塗装できています。

今回はウオルナット塗装。

落ち着きがありながらも

木目がしっかり映えるので、

家具としての存在感が一気に増していきます。

塗装が終われば再度組み立てです。

続きはまた

Short English Summary (for your U.S. readers)

Wood finishing may look simple, but it’s actually a delicate craft.
The speed of brushing, the direction of each stroke, and even the humidity in the air all affect the final look.
Because the finish dries quickly, every brushstroke must be intentional — smooth transitions, steady movement, and careful timing.

That’s the beauty of handmade work:
the final result reflects every decision, every movement, and every moment of craftsmanship.

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